2008/12/22

これいい〜〜!

20代前半頃色々なアルバイトをした中で、駅の自動改札やパチンコ屋の両替機などの組み立てをやっていたんですが、組み立てる時無数のネジを締めるんです。すごい退屈な仕事…。
ですがそのおかげで(笑、「ネジ締め」には結構自信があるんです。しかしラジコンの場合柔いプラにネジを締めたり外したりしてると、すぐナメてしまうんです。非常にトルク管理が難しい。

最近している1/8のダンパーの取り付け部は頻繁に取ったり付けたり…。
これをロッドエンドとボールの所で外すと、直ぐガタが増えてしまって、エンド交換を頻繁にしないといけなくなるので、サスアームに“イモネジ”を打って、ボールごと外すようにしています。が、ちょっとでもボールを強く締めてしまうと、サスアームからイモネジが抜けてきてしまうんです(涙。こうなるとサスアーム交換。痛い出費です。だいたい旧式なんでパーツが手に入りづらくなってきているので、大事に使いたい。緩いと走行中に外れてしまうし……。


↓ダンパーボールが6角になってるやつ。パチパチ外すタイプよりガタが出にくい。


そこで紹介!!。ネジを再生してくれる「RECOIL THREAD INSERT SYSTEM」です。工具屋さんに置いてますが1/1用のM6~M12位までしか置いてないので、自分の欲しいM3をネットで注文。1/1ではプラグ穴やシリンダーのネジ等、舐めてしまった場合などによく使われますね。ネジナメだけで、シリンダー交換なんてことになっては、それこそ痛い出費です。
使用方法は文章で説明するのは大変(文章下手!)なんで、写真一杯で…。


↓キットの中身。
上から、下穴用ドリル。タップ。挿入工具。ピン折り工具。リコイル本体(3mm, 4mm, 5mm)


拡大。
先端の折れ曲がった部分を「挿入工具」に引っ掛けてねじ込みます。最後にこの部分は「ピン折り工具」でたたき折ります。


このように「挿入工具」に引っ掛けます。深さを調節できるようになってます。
良〜く見ると折れ曲がる寸前に切りカキがあって、この部分で折れるように出来てます。
(画像クリックで拡大して見てみて〜〜)


下穴用ドリルでもんで、タップたて。


リコイル挿入。


挿入完了!!
バネ状になっているので、挿入方向に回すと径が縮んでスルスル挿入出来ますが、緩む方向は、径が広がり緩みません。
これが優れてる所!!


イモネジを強力なネジロック剤で挿入。で完了!!


これで、簡単には舐めることは無くなります。締めたときの手に伝わってくる感触もしっかりカチッと止まる感じになります。こうすれば、ボールにボルトが着いているタイプのやつでも、何回も取り外しができるようになるでしょう。

キットを揃えれば、あとはリコイル本体だけを買いたせばOK。自作派には使えるかも。
だいたいこんなことすると、クラッシュでサスアーム「バキ!!」でおしまいとなるような……(汗

2 件のコメント:

まじん さんのコメント...

高級なサスアームになりましたね(^^;
リコイルは初期投資はちょっと高価ですが、買ってしまえばモ●タロウとかで弾が安価で手に入るので、頻繁に使うと元が取れそうですね。
でもそんなにセッティングしているとダンパーオイルのほうが嵩みませんか?

Rain Master さんのコメント...

まじんさん
ようこそいらっしゃいませ。
こちらでは初めましてですね。
これからもよろしくお願いします。

リコイル1/1で何度かお世話になっていて、1/8にも使ったわけです。
物●郎私も大変お世話になってます。
カーボン切るんで、旋盤、フライス盤の部品や超硬ドリルは殆どコチラで購入してます。

オイル、コースでは殆ど変えませんが、バネはしょっちゅう変えますね。あと「伸び足」もよくかえるので、ダンパーの付け外しがやたらと多いいんです。
1mm伸び足変えただけで、ガラリと動きが変貌する所が、非常に楽しいのです。